ピラティスには、チェアーという少し小型のピラティスマシンがあります。しかし、このチェアーというピラティスマシンは優れもの。
さて、こちらの記事をお読みの皆様は、ピラティスへの関心がとても高い方々だと思いますので、実際にジョセフ・ピラティスと奥様のクララ・ピラティスがチェアーでピラティスをしているシーンを紹介します。
もともとは、ジョセフ・ピラティスは、自身が開発したチェアーをWunda Chairと名付けていました。ドイツ語で、Wunderbarは「素晴らしい」という意味。
そのため、Wunda chairの意味は、「素晴らしい椅子」ドイツ生まれのピラティス氏らしいネーミングですし、上の動画でも通常の椅子がエクササイズツールに変わっている様子が紹介されています。
ちなみに、このWunda Chairは、ピラティスのクライアントが自宅や別荘地でエクササイズができるように開発されたものです。また、より普及しようとTVコマーシャルも制作・放映されましたが、全く売れなかったとか。
さて、現代版Wunda Chairは、以下のようなマシン。
一方で、BBで用いているBalanced Body社はCombo Chair(コンボ・チェアー)というピラティスマシンです。
二つを見比べると、もちろん取手の有無が一番目立つかもしれませんが、それ以上にコンボ・チェアーはペダル部分が別れるため、座ったまま歩行動作ができたりと、より機能的な動きを導き出すのに適したピラティスマシンとなっています。
おそらく、国内ではこのコンボ・チェアーと同形式のマシンがWunda chairよりも広まっているかと思います。
また、ピラティス・チェアーの利点としては、他のピラティスマシンと比べて立った状態でできるムーブメントの種類が多いことが挙げられます。
そのため、スポーツ動作に近い動きが多く、アスリート向きのエクササイズの種類が豊富です。また、先述した通り小型のピラティスマシンのため、自宅エクササイズに適しています。
BBの会員の方でも、過去10名以上の会員様がこのチェアーを自宅用にご購入されています。1名は、アメリカに持っていかれ、実はいまでも遠隔(Zoom)でセッションさせていただいている会員様がいらっしゃいます。
最後に、チェアーのエクササイズ例を紹介しますね!
どうぞ、ご確認ください。
ピラティススタジオBB