本記事は、2025年2月に掲載した記事ですが、研修で学んだエクササイズをYouTubeショートにまとましたので、再編集してアップします。
2025年2月の全体ミーティング時に、特別ゲストとして、現在ワーホリでオーストラリアに住んでいる、山本昌(あき)インストラクターに研修をお願いしました。
2022年から休職をして、オーストラリアに住んで2年が経ちました。
そんな昌インストラクターから、まずは最近のオーストラリアのピラティス事情についてのお話のシェアがありました。

おおまかな内容としては、
1. オーストラリアのピラティスでは、プライベートピラティスの率が非常に低い
2 グループレッスンは、プライベートレッスンのように細かな修正などはあまりなく、楽しく汗をかきながら動いた達成感を感じるようなレッスンが多い
3. 文化としてなのか「綺麗で大きなお尻に鍛えられるか」という要素が強い
というものでした。
近年では、国内でも「リフォーマー・グループ」のレッスンが主体となっているピラティススタジオが増えてきましたので、その特徴と似ているとも言えます。
そのため、昌インストラクターとしても、
・細かい動きをレッスンで修正するようなキューイングがないため、インストラクターのやりがいという意味では、日本でのプライベートレッスンの方がある
・「ほぼ、セリフを覚えるだけなので、英語のグループセッションでも、覚えればなんとかなりそう」とのことでした。
一方で、日本では学んだことのないエクササイズもあり、その意味で「海外でピラティスに触れる」というメリットもあったようです。
リフォーマーのエクササイズでは、お尻とお腹が効率的に効くバリエーションを学びました。

写真を見ていただくとわかる通り、ランジ動作で上半身でループを操作するようなエクササイズが多く、実際に会員の皆様にとっても体感を得やすいエクササイズになっています。

ピラティスのセッションにおいては、様々な動きを通じて、クライアントの方々が「運動」を「学習」していきます。
筋肉や骨、関節を動かしているのですが、結果的に「機能的に正しい」動きが脳内にインプットされていきます。これを「運動学習」と言います。
簡単な、同じ動きばかりすることにもメリットはありますが、このようにインストラクターの引き出しを増えることによって、クライアントの「運動学習」が進んでいきます。

オーストラリアだけではなく、男女問わず、「お尻を綺麗に鍛えたい」という需要は高いと思います。
先日の研修の収穫としては、「わかりやすく、効果的にお尻を鍛えるピラティスエクササイズを複数学べた」ことです。
早速、マニュアル化もして、社内でシェアをする準備もしていますが、すでに各々のインストラクターがプライベートピラティスでのセッションで活用し始め、会員の皆様にも好評いただいています。
(2025年3月17日追記:学んだ内容をYouTubeショートにまとめました)
数ヶ月は、昌インストラクターに研修いただいたメニューがBB内でブームになるかもしれませんので、会員の皆様も楽しみにしていてください!
なお、先日より、オーストラリアで撮影したマットピラティスの動画をYouTubeにて公開しています。
インストラクターは、もちろん山本昌インストラクターで、前半2回の動画は「呼吸」がテーマとなっています。
2回シリーズとなっており、1回目がやや緩め、2回目は1回目よりは少しきつめとなっています。
ただし、基本的には初心者や初級者ができる動きに限定しています。
オーストラリア・パースの地で撮影した緑豊かな背景に癒されながら、ぜひ日々のルーティーンに取り入れてみてください。
ピラティススタジオBB