産後ピラティス
産後ピラティスについて
出産方法によって個人差はありますが、産後1ヶ月医師の許可がある場合ピラティスをすることが可能です。
身体への負担については多くの場合、産後の日常生活での負担の方が大きくピラティスを行うことでその負担を緩和することができます。
産後ピラティスを行うと、腰痛や肩こり解消、体型改善、産後うつ予防・改善、軽い尿漏れや下腹部のぽっこり解消などにも効果があるとされていますのでおすすめです。
産前からピラティスを行うことで産後の回復もさらに早くなるとされています。
産後ピラティスとは
通常のピラティスとの違いは【強度設定】に違いがあります。
出産直後は、骨盤底筋群を中心としたインナーユニットが非常に弱化しますので、アウターマッスルのトレーニングより、まずピラティスでインナーユニットを強化します。
軽いストレッチのような負荷からピラティスを行い少しずつ、強度を調整していきます。
また、筋肉の作用としてもっとも負荷の高いとされている、エキセントリック収縮でのエクササイズは、産後すぐには行わないように注意ながら身体と心のリフレッシュになるように心がけています。
産後ピラティスの4つの効果
体型改善
妊娠〜出産を経て、感覚が鈍ってしまったインナーユニットを鍛えることで、「ぽっこりお腹」を解消。産前の服を着れるようにピラティスで緩んだ身体を引き締めます。
肩こり・腰痛改善
肩こりや腰痛など、育児で蓄積していく負担をピラティスによる姿勢改善で予防・改善していきます。
産後うつ予防・改善
産後うつの一因になると考えられているエストロゲン・プロゲステロンの両ホルモンの急減。特にエストロゲンの減少を抑えることができると産後うつの予防・改善が期待できます。ピラティスで全身を動かすことで血流を促し、ホルモン状態を正常にしていきましょう。
尿漏れ改善
産後は、骨盤底筋群や骨盤内の神経が傷つくことで、感覚が鈍り「尿漏れが改善しない」と聞くこともあります。
ピラティスで骨盤底筋群を中心に感覚を導き出し、インナーユニットを活性化させ、尿漏れ予防のようなマイナスからのスタートだけでなく、産前よりもお腹の引き締まる感覚がわかることを目指します。